я(る〜あ)の思い
南極の氷がどんどん溶けてなくなってしまって、 環境が激変してしまっても・・・ 南極ペンギンはくじらの背中では生きていけません。 でも、地球上では似たようなことがたくさんあります。 遠い昔、自給自足の生活が大半だった時代は 年金もなく、健康保険もなく、車も、電化製品もなく、 ただただ、農作業をする日々でした。 その時代に、雇用問題、介護問題などありませんでしたが、 人々は、豊かで幸せな生活を求め始め、 便利な道具をたくさん作り始めました。 でも、いくら便利な道具がたくさん増えてきても、 肝心な食べ物を作らなかったら、 今以上に貧しい生活になってしまいますよね。 日本の農業のように、農業従事者が2%とかだと、 50人分の食料を1人で作っている計算です。 そして、2人に1人が65歳以上の高齢者。 会社員でいうと、定年退職後の年齢です。 このままだと、10年もすると、 日本の食料自給率は半分に下がるでしょう。 つまり、40%が20%になります。 残りは、今以上に外国から頼ることになります。 人間は、ほかの動物と同じ条件で、 自然と共に生きています。 台風もやってくるし、日照りが続く時期もあります。 そのために、食糧を長期間貯蔵しておく必要があります。 また、歴史を探求し生物の誕生と滅亡を研究して、 人類の永遠の繁栄を模索しています。 また、科学テクノロジーを駆使して、 地球以外の生活の場所を探索しています。 でも、最低限の生きるための仕事を やめてしまう訳にはいきません。 外国から、60%以上の食料を輸入しています。 外国は、そんなに食糧に余裕があるんでしょうか? そうではありません。 日照りや、大雨などによる異常気象が続き、 アメリカ・中国・オーストラリアなど、 主要な食料輸出国は、大変なダメージを受けています。 そのために、資金が乏しい発展途上国では、 十分な食糧を確保することができずに、 飢餓で苦しんでいる人が大勢います。 今はまだ、高い金額を払って輸入している日本も、 これ以上、食糧の生産量が減少し、人口が増加すると 近いうちに輸入がストップしてしまうでしょう。 今はまだ、異常気象が収まる気配は一向に訪れずに、 人口増加も止まらないからです。 最近は、農地が変わりました。 湖も、海も変わってしまいました。 農作物の面積あたりの生産量が減少し、 湖や海では、海産物の漁獲高が減少しています。 そのため、自然のバランスを崩しかねないほどの 食糧の乱獲がとまらず、悪循環になっています。 まず、自分たちがすることは、 先進国の食料は先進国で調達することです。 難しいことではりません。 ほんの、数十年前まではそれが当たり前でした。 すべての食糧を自給するのではなく、 みんなで、作物の栽培を実体験していく。 それだけで、日本の農業は生まれ変わります。 くじらのペンギンハウスでは、 農業体験を通して、長期的な日本の食料自給率upに 貢献したいと考えています。 どうぞ、よろしくお願いします。 я(る〜あ)
|