◎5年後に、食糧の輸入がストップしたら・・・
地球の人口の爆発的な増加と、
無理な経済活動による環境破壊や、
異常気象が問題になってきています。
発展途上国での人口増加問題はすさまじい規模になりました。
不衛生な環境で、飢えや病気と戦っています。
食糧もままならない地域は多いです。
途上国の作物は、途上国で食されるべきですよね。
中国でも、人口増加が止まらず、食糧輸出国でしたが、
近い将来、食糧輸入国に転じるといわれています。
日本への輸出は打ち切られるでしょう。
二酸化炭素の排出量の多い、アメリカやオーストラリアや中国、
長い間、温暖化対策を無視していた地域が、
近隣地域の異常気象を招いてしまったといわれています。
同じ国の中で、大雨と干ばつが同時に起こってしまい、
大打撃をうけている地域が多いです。
もちろん、農作物にも影響が。
輸出国の、大不作がもろに影響を受けるのは、
輸出国ではなく、輸入国なのです。
そう、自給率40%を切った、日本なんです。
このまま、悪循環が続けば、
日本への食糧輸入がストップするのも、
時間の問題なんです。
◎10年後に、食糧自給率が20%になったら・・・
諸外国は、日本に輸入の自由化を求めています。
技術のない国は、畑で作物を栽培して外貨を得て、
生活をやりくりしています。
しかし、自由化されれば
単価の高い日本の農作物は大打撃を受けることになり、
壊滅的な影響が日本全国に響き渡るでしょう。
四方を海に囲まれている日本ですが、
魚の漁獲量は年々減少しています。
また、国土の70%は山に囲まれています。
どれだけ技術があったとしても、カバーの限界があります。
広大な平地で効率よく大規模栽培が可能な外国と
段々畑を、人海戦術で切り盛りしてきた日本の農業は、
どの角度から見比べて検証したとしても勝てません。
唯一勝ち続けているのは、農業機械のみです。
工場や住宅は、2階建てにしたり、従業員を増やしたりで、
住居を増やしたり、生産量を増やしたり、
効率的な工夫をしていくことは可能です。
でも、田んぼや畑は、ビルにはできません。
また、段々畑などの田舎は、過疎化が深刻です。
ただでさえ、高齢者の多い日本ですが、、
地方は、さらに、厳しい状況に追い込まれています。
日本の現状を100人に例えると、
農業を支えている人は、たったの2名だけ。
しかも、一人は65歳以上の高齢者です。
一般企業では、定年の年齢です。
つまり、これからあと10年も放置すれば、
日本の食糧自給率が20%に落ち込むという話も、
まんざら、見当違いなことではないんです。
政府も、放置していたわけではありません。
平成17年から、熱心に対策をこうじてきました。
途中経過ですが、平成21年現在、横ばいのままです。
本当は、平成27年までに5ポイント上げて、
45%にする計画だったようです。
39%に落ち込んでしまいましたが、
6年後には、目標が達成できているんでしょうか?
◎15年後に、社会保障制度が崩壊したら・・・
国民年金の、不払い問題がクローズアップされています。
対象者の納付率は、50%前後の低い水準
また、厚生年金も企業が支払えない状態を
放置している悪質なケースもみられます。
運用に失敗し、巨額の損失を隠し持っているという
大変な、噂もとびかっており、
現実に、損失をだしてしまった事業も多くあります。
年金をあてにして、生活している国民は、
年金制度が崩壊してしまったら、
どのようにして、生きていけばいいんでしょうか?
今ですら、生活が厳しいという声が聞こえます。
これから高齢者の分類になるという人は、
早速延期され、支給開始は60歳から65歳に。
若い世代には、減額され、延期され、
そう、最悪の場合は崩壊してしまうという事です。
年金に限った話ではありません。
医療の世界にも厳しい声が聞こえてきます。
健康保険の保険料がアップし続け、
病院が赤字続きで次々と閉鎖されていく、
今も、正直ひどい状況です。
本来であれば、産婦人科の開設などは、
健康保険などを財源に立て直すべきもの
これだけ、問題が長期化してきているのは、
すでに、そんな体力すら残っていない証拠ですよね。
世界に称えられていた、日本の社会保障制度、
崩壊してしまったら、、、
あなたは、
どうやって生きていきますか?